外国人観光客が医療費を払わずに出国するケースが相次いでいるとして、自民党の
プロジェクトチーム(PT、萩生田光一座長)は27日、医療費未払いを繰り返す恐れのある
外国人に対し、入国を拒否することを柱とした政府への提言をまとめた。

 病院で受診した外国人観光客が、そのまま出国するケースが少なくない。提言では、
ウェブサイトで外国人が民間の医療保険に加入するよう勧め、カード決済できる医療機関を
整備するよう要請。未払いのまま出国した外国人の情報を医療機関から収集し、
再来日した場合に入国管理法に基づき入国を拒否することを求めた。【熊谷豪】
https://mainichi.jp/articles/20180428/ddm/005/010/126000c