中国メディア・東方網は20日、「日本の1990年代バイクに、国産バイクはなおも追いつけていない」とし、日本メーカーのあるバイクについて「レジェンド」と紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、スズキのGS125である。「中国の至るところで、GS125の姿を見かけることができる。どの村にもあり、さまざまな階層で活躍しているのだ」とした。そして、「1990年代のGS125を現在の視点から評するならば、外見は3流、運転性能は2流だが、信頼性は一流だ。抜群の信頼性がGS125をクラシック中のクラシックに、そしてレジェンドにしたのだ」と伝えている。

 また、「見た目は実に平凡で、知らない人が見れば取るに足らないバイクだと感じるかもしれない。しかし、材料や加工の面において、この車は少なくともわれわれの30年は先を行っていたのだ」と説明した。

 そして、「極めて軽いクラッチ、ゆとりのあるギア比、座り心地の良さ、ストロークの長いダンパー、そして、小気味のいいエンジン音が名車たる所以だ。そして、アルミニウム合金などの材料の質に対する極致の追求、シンプルなメカ設計、低圧縮比のエンジン、低摩擦、低摩耗な設計が、高い信頼性を支えているのである」と紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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