2018年4月24日、観察者網によると、ネット上で中国人を罵倒する発言をして「精神日本人」と批判された女子大学院生に対し、所属するアモイ大学が処分を発表した。

女子学生は先日、上海ディズニーランドが開催したハリウッド映画「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の関連イベントに参加。
終了後の会場に大量のごみが散乱している様子に腹を立て、「臭い中国人ども!」と微博上で発言。
日本人が中国の蔑称として使用すると認識されている「支那」を想起させる表現を用いたこともあり、ネット上で「精神日本人」などと激しい批判を浴びた。

そして、ネット上で瞬く間に身元が割り出され、遼寧師範大学卒業後にアモイ大学の大学院で学ぶ、成績優秀な学生共産党員であることが発覚。
記事によると、国や学校の奨学金を多数獲得したほか、12の栄誉ある称号を受けるなど、申し分ないほどの順風満帆な学生生活を送っていたという。

女子学生が所属するアモイ大学環境・生態学院は23日午後11時ごろ(現地時間)、公式サイト上で通知を発表。
「当大学院生が微博で誤った言論を行い、社会に対して大いなる悪影響を及ぼした。
当該学生について、党籍および学籍を残した上で観察処分とする。当該学生のその他の問題については、さらに調査した上で規則に照らし厳粛に処理する」と表明した。(

「精神日本人」と批判された共産党員の女子学生に処分―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b594560-s0-c30.html