フェイクニュースに対しては、その拡散を防ぎ、だまされないための取り組みが必要です。事実を確認し、フェイクニ
ュースを特定する「ファクトチェック」。そして、情報の受け手の判断能力を養成する「リテラシー教育」。それぞれの現状はどうなっているでしょうか。
専門家の審議検証 重要 スマートニュース執行役員 藤村厚夫さん
昨年6月に、様々な分野の専門家、研究者らとともにファクトチェックの普及・連携組織「ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)」を立ち上げました。
その後、複数のメディアが参加して、同年10月に行われた総選挙についてのファクトチェック・プロジェクトを実施しています。
ファクトチェックの作業では、各分野の専門知識がある人々が事実に基づいて検証し、情報の真偽を判断します。そ
の前段階として、ソーシャルメディアなどの膨大な情報を収集し、それが疑わしいかどうか、ふるいにかける作業があります。
その作業量は膨大で、「疑わしい」として真偽の判断に回されるのは、千件のうち数件という割合です。そこで、F
IJの理事でもある東北大学の乾健太郎教授の研究室と共同で、人工知能(AI)を活用するための取り組みを続けています。
」https://www.asahi.com/articles/ASL4H55ZJL4HUPQJ001.html