中国のドライバーが偽の交通違反通告書を作り自身の車のフロントガラスに置いておくという画期的アイデアを思いついた。

4月11日、蘇州市の女性ドライバーAさんは駐車禁止区域に車を駐車し、偽装した駐車違反警告書をフロントガラスに貼り付けた。
偽装駐車違反警告書は本物の駐車違反警告書と激似で、よくみないと分からないほど判別が難しく、精巧に作られていた。

女性ドライバーは「これを貼り付けておけば警察が見てもすでに取り締まったあとだ」と考えたようだ。

しかしAさんは自分のアイデアである偽装駐車違反警告書を貼り付ける際に周りを確認しなかったようだ。
そのときAさんの車の近くにはパトカーが駐まっており、ドライブレコーダーがその犯行の一部始終を捉えていた。
つまりAさんの車の真後ろにパトカーが居たのだ。

車の中で休憩していた警察はAさんの不審な行動を見て、すぐに車から降りていきAさんに
「なにをしてるんだ。ここは駐車禁止だ」と言った。Aさんは偽装駐車違反警告書を見せて
「私の車は既に取り締まられた」と言った。いくつかのチェック項目が間違っているものの、
日付までぴったりで、一見すると本物そっくりだった。しかし一部始終を見ていた警察には嘘は通じなかった。
警察はAさんに罰金を課して「次から警察を騙そうとするな」と語ったという。

中国のネットユーザーは「あれを実際に実行するなんてバカでしょ」、「パトカーが周囲にいなかったら完全犯罪だったな」との
声が挙がっている。

動画は下記より閲覧可能。

http://gogotsu.com/archives/39263
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