東京都青梅市は16日、庁内の「働き方改革」第2弾をスタートさせた。

 同市は昨年度から時間外勤務の削減に取り組んでいる。今回は、ムダを省き、勤務時間内に
効率よく働くための策を取り入れた。

 第2弾は、〈1〉専用スペースで認めていた勤務時間中の喫煙を禁止する〈2〉出張や庁外での
会議出席は原則2人以内とし、係長以上の出席は1人とする〈3〉庁内の会議の議事録は
要旨のみ記載する――などが柱。さらに、執務室の消灯時間を30分早めて午後9時半にする。

 同市は昨年度、決まりがなかった消灯時間を午後10時とし、時間外勤務は上司の承諾を
得ることにするなどの対策を取り入れた。その結果、時間外勤務は前年度より約2万9200時間
(1人当たり月3・4時間)少ない約7万9400時間に減り、人件費は約7400万円抑制できたという。
 この日からの第2弾により、市は時間外勤務をさらに10%減らしたい考えだ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180417-OYT1T50051.html