強国路線を掲げる中国の習近平政権は、「海洋強国」の建設を加速させている。その一環として3月、
尖閣諸島沖で領海侵入を繰り返す海警局(海上保安庁に相当)を、最高軍事機関である中央軍事委員会の指揮下に置く
機構改革を発表した。今後は軍事力を利用する形で、日本の実効支配を崩す動きを強めていくとみられる。

https://www.sankei.com/world/news/180413/wor1804130024-n1.html


日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国が日本政府の同意を得ずに海底調査し、豊富な資源を含む「海底熱水鉱床」
やレアアース(希土類)、希少な深海生物などの海底資源類を採取していたことが明らかになった。

 中国の研究者が2007年以降、少なくとも30本の学術論文で調査内容に言及していた。

 中国の海洋調査船がEEZ内に進入し、日本の同意なしに調査を繰り返してきたことは海上保安庁などが確認していたが、
具体的な調査内容は明らかになっていなかった。中国側は調査内容を論文にすることで、学問上の優先権(先取権)を
得ることや、大陸棚に関する自国の主張を補強して海洋権益を拡大することを、狙っているとみられる。

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12213-20180414-50037/