明日の太平洋時間午前0時に、AppleはあなたがMacOS 10.13.4で32ビットのアプリケーションを開くと警告の表示を開始する。
それは一つのアプリケーションにつき一回かぎりの警告で、MacOSの64ビットへの完全移行をねらっている。
日程は未定だが、最終的には32ビットのサポートを終了するから、アップデートしなかったアプリケーションは動かなくなる。
ただしそれは明日ではないが、Appleは警告メッセージがユーザーとデベロッパーの足元に火をつけて、その日が来る前にアップデートすることを望んでいる。
そのヘルプページには、こう書かれている:

“あなたが購入するアプリケーションが、それらがその上で動くMacと同じく進んだものであるようにするために、Macの将来のソフトウェアはすべて、最終的には64ビットであることを必要とする”。

それは同社がモバイルでiOS 11について行った移行と同じだが、デスクトップの場合はやや面倒だ。
まず、同社のデスクトップオペレーティングシステムはiOSよりずっと前からある。
さらに、AppleにはMacOSのApp Storeがあるけれども、他のチャネルからダウンロードされるデスクトップアプリケーションは依然として多い。
同社も言っているように、この移行には長い時間を要した。
その開始は10年ぐらい前のデスクトップPower Mac G5からだから、それは決して、Appleがデベロッパーに対して前の晩に急に言い出したことではない。
もちろんその間あなたも歳をとり、サポートされないソフトウェアが増えていくと、それらの命が終わることによって、あなたの生産性はガタ落ちになるだろう。
そんなユーザーには、OS 9からOS Xへの移行にも、移行に伴う厄介事が必ずあるだろう。
警告を無視してご自分でSystem Reportボタンをクリックしてもよい。
まだアップデートされてないアプリケーション(Audacity、きみのことだよ)に関しては、デベロッパーに直接頼むことをAppleは勧めている。

https://jp.techcrunch.com/2018/04/12/2018-04-11-apple-starting-to-alert-users-that-it-will-end-32-bit-app-support/
https://techcrunch.com/wp-content/uploads/2018/04/macos-high-sierra-32-bit-app-alert.jpg