福岡市博多区の住吉神社で、ネパール人留学生の男性に包丁で切りつけてけがをさせたとして、同じネパール人の専門学校生が殺人未遂の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、殺意を否認しているということです。
逮捕されたのは、ネパール国籍で福岡市東区の自称、専門学校生、バストラ・ビノズ容疑者(22)です。
警察の調べによりますと、バストラ容疑者は、5日午後5時半ごろ、福岡市博多区の住吉神社の境内で、同じネパール人で留学生の23歳の男性に頭などを包丁で切りつけてけが
をさせたとして、殺人未遂の疑いが持たれています。
被害者の知人を通じて通報があり、警察が捜査していたところ、福岡市東区の交番に出頭してきたということです。
警察によりますと、調べに対し「殺すつもりはなかった」と供述し、殺意を否認しているということです。
現場は、住吉神社の住吉通りに面した鳥居をくぐったあたりで、2人に面識はないものの、共通の知り合いの女性がいるということです。
警察は、女性をめぐるトラブルの可能性もあるとみて、動機などを調べています。
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20180406/0000444.html