https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180328-00010007-newsweek-int
「シルデナフィル」は、先発薬である米製薬会社ファイザーの商品名「バイアグラ」としても広く知られる、勃起不全(ED)や肺動脈性肺高血圧症の治療薬だ。
血管拡張を促進する作用を有することから、慢性心不全や肺高血圧症など、様々な疾患の治療に活用されてきたが、このほど、この治療薬に大腸がんのリスクを軽減する働きがあることが明らかになった。
「パートナーに手を握ってもらうと、痛みが和らぐ」
■ 腫瘍性ポリープの数が50%減った
米ジョージア医科大学のダレン・ブラウニング博士を中心とする研究プロジェクトは「バイアグラが、がん化する恐れのある腫瘍性ポリープの形成を半減させた」との研究結果を米国癌学会(AACR)の学術専門誌で発表した。