1988年10月にレギュラー化し、30年にわたってフジテレビの看板バラエティーとして続いてきた「とんねるずのみなさんのおかげでした」
の最終回が22日に放送され、平均視聴率が9・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、わかった。前週(15日)から2・6ポイント増え、2017年最高の視聴率で番組の幕を下ろした。

 最終回は、96年から14年間放送されたTBSの「うたばん」のパロディー「最後のうたばん!!」として放送された。ゲストとして
「Get down」「Chicken guys」などのヒット曲で知られる伝説の音楽ユニット「野猿」の元メンバー9人のほか、
レギュラー放送第1回にゲスト出演した歌手の松田聖子(56)が登場し、思い出話に花を咲かせた。

 とんねるずの2人が初めて出場したNHK紅白歌合戦(91年)で歌ったヒット曲「情けねえ」を番組のエンディングで熱唱。
この国を滅ぼすなよ」という歌詞を「バラエティを」(石橋貴明)「滅ぼすなよ」(木梨憲武)にし、最後は「この国をおちょくるなよ」を
「フジテレビを」(木梨)「おちょくるなよ」(石橋)と変え、力強く歌い上げた。そして「みなさんのおかげでしたは今日でこれまで!」(石橋)「バイ、センキュー!」(2人)とあいさつし、
深々と頭を下げた。

 放送後、視聴者がSNSにそれぞれの思いを投稿。Twitterには「最後のとんねるず超かっこよいな」「最後ののりさんとたかさんの歌、最高でした!!
感動と笑いをどうもありがとうございました」といった2人の熱唱を絶賛するコメントのほか、「嫌いな人もいるんだろうけどあの悪ふざけと関東近辺のローカルな
電車ネタとか高校ネタとか俺は好きだったなぁ」など、
放送終了を惜しむ声も見受けられた。(zakzak編集部)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180324-00000005-ykf-ent