仏教のお勤めとテクノ音楽を融合させた「テクノ法要」を執り行う照恩寺(福井市)の住職、朝倉行宣さん(50)が24日夜、
JR福井駅西口のガレリア元町商店街に面するガレリアポケットで「駅前ディスコ法要」を開く。テクノ法要が2度披露される他、福井県内外のDJも参加し、駅前を一夜限りの野外ディスコとして盛り上げる。
テクノ法要は、舞台照明やプロジェクターで極楽浄土の世界観を演出し、テクノのリズムに乗せて行う読経。DJとライブハウスでの照明スタッフの経験がある朝倉さんが、
お年寄り世代以外の参拝者を増やそうと2016年5月に始め、話題となっている。
仏教に触れる機会が寺に限られていることに問題意識を持ち、人が集まる福井駅前でのディスコ法要を商店主らと企画した。朝倉さんは「鎌倉時代には、道端で説法する辻説法があった。
仏法の場所を限定せずにできないかと思った」と話す。
当日は、ガレリアポケットがプロジェクションマッピングで彩られ、駅前のバーがブースを出店し、お酒も楽しめる空間となる。
午後6時〜午後9時。入場無料、事前申し込み不要。【立野将弘】https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180318-00000016-mai-soci