ナイキ、社長退任を電撃発表 「行動規範に反する」行為
2018年3月16日 15:31 発信地:ニューヨーク/米国
米スポーツ用品大手ナイキは15日、次期最高経営責任者(CEO)と目されていたトレバー・エドワーズ社長が退任し、8月に退社するとの電撃発表を行った。
ナイキの広報担当者はAFPのの取材に「ナイキのコアバリュー(中核的価値観)にそぐわず、わが社の行動規範に反する行為」があったと述べたが、
エドワーズ氏退任との直接的な関係には触れなかった。「エドワーズ氏に直接、不祥事の疑いがかけられているわけではない」としている。
一方、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、エドワーズ社長退任を知らせる社内メモを引用。その中で、マーク・パーカーCEO(62)は「わが社のコア
バリューである包摂性、尊重、エンパワーメントを反映しない行動が社内で起きている」という報告をここ数週間で複数受けたと述べている。
エドワーズ氏は元ナイキ・ブランド部門社長。ナイキによると、8月の退社まではパーカーCEOの顧問としてとどまる。また、パーカー氏は2020年以降も
会長兼CEOとして留任するという。
http://www.afpbb.com/articles/-/3167649
トレバー・エドワーズ氏(2014年3月6日撮影)
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