JR西日本、残業代未払い20億円 労働基準監督署から是正勧告
更新:03/16 12:07
JR西日本は労働時間について、社員の申告と労働実態にかい離があったとして大阪の天満労働基準監督署から是正勧告を受けていたことを発表しました。賃金の未払い額は約20億円に上ります。
JR西日本によりますと去年3月、社員の自己申告と労働時間にかい離があるとして、天満労基署の立ち入り調査と是正勧告を受けました。社内調査の結果、2015年3月から2017年3月の間に
約1万4200人の社員や契約社員に対し、約19億9000万円の残業代の未払いがあったということです。
申告していなかった時間外が最も多かった駅の助役は1192時間(2年1か月間)、未払いは456万円に上り、JR西日本は、パソコンのログオンとオフの時刻を上司が確認するなど再発防止に努めたいとしています。
http://www.mbs.jp/news/kansai/20180316/00000030.shtml
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