今月1日以来、噴火が続いている新燃岳では、きのうまでの6日間に発生した爆発的噴火が40回を超えた。
地下のマグマや水蒸気の動きを示す火山性微動や火山性地震は依然として多い状態で、専門家は「火山活動はずいぶん静かになったが、地下に移動したマグマはまだ残っているように見える」と指摘し、
引き続き警戒の必要性を訴えている。
鹿児島大学の井村隆介准教授は自身のツイッターで「昨年、地下深いところに注入されたマグマの4分の3くらいは移動したようだが、それが全部火口から噴出したかどうかはわからない」と指摘。
また群馬大学の早川由紀夫教授は「溶岩が少し火口からあふれ出して終わりか、それともこれからが本番かは誰にもわからない」として、引き続き、警戒を怠ることのないよう警戒を呼びかけている。
新燃岳 溶岩はあふれたが…「マグマはまだ残っている」火山学者が指摘
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/4/24065.html