初心会

ファミコンやスーパーファミコンなどのソフトを扱う際にみかじめ料を徴収していた団体である。
一見すると暴力団のような名称だが、実際にやっていた事もほぼ同一であると言われている。
もともとは「ダイヤ会」と呼ばれる任天堂と花札屋時代から付き合い(直接取引口座)のあった
一次問屋70社ほどを集めた親睦団体であった。

初心会は任天堂製品の流通に非常に強い影響力を持った団体であり、小売店は基本的に初心会を
経由した流通網以外からの仕入は不可能であった。そのため初心会の支配下になった小売店では
レジカウンターに任天堂の看板を掲げ、価格統制なども徹底していた。初心会の支配下にあった
小売店はピーク時には全国2万5000店舗を超えたと言われている。

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