尚、監修には某アニメ映画監督も関わってる模様。
ゼロ戦再現 徳田工業が実物大模型製作
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20180311/201803110834_31750.shtml
◆航空宇宙博物館で24日から展示
24日にオープンする「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」(岐阜県各務原市下切町)に、地元企業の「徳田工業」(徳田泰昭社長)が製作した旧日本軍の「十二試艦上戦闘機」(ゼロ戦初号機)の実物大模型が目玉展示される。
「細部まで精密に再現されている」と専門家から高く評価される機体には、ものづくり企業が培ってきた技術力が詰まっている。
1948年に鋳物の木型製作からスタートした同社は創業70年。自衛隊のP−2J対潜哨戒機やT−4練習機など、戦後、川崎重工業が開発した航空機の外観デザインの試作となる実寸模型(モックアップ)を手掛けてきた。
再現に挑んだゼロ戦初号機は、改良が重ねられ海軍主力機として量産された「零式艦上戦闘機」の原型で、各務原飛行場で初飛行を行った。"幻の機体"ともいわれ、図面も残されていない。
作業は、設計担当の河津貴彦さん(40)らが、当時の写真と断片的に残る量産機の図面を頼りに10分の1モデルを作製。
この縮小モデルを基に大戦機研究の専門家3人の監修を受けながら実物大パーツを作り込んでいった。
ほぼ1年がかりで完成した「灰緑色」の機体は、設計者の堀越二郎が考えた独特の「主翼のねじり下げ」も忠実に再現された。
徳田社長は「展示のゼロ戦を見て、模型作りが重要な役割を果たしてきた航空産業の歴史も知ってほしい」と話す。同社が手掛けたもう一つの実物大模型「ライト兄弟のライトフライヤー」も目玉展示物として登場する。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20180311/201803110834_31750.jpg
飛燕とゼロ戦、向き合い待つ 航空宇宙博物館
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20180309/201803090909_31736.jpg