巨額対日赤字「不公平」=EUにも課税警告―米大統領
3/11(日) 12:07配信 時事通信
【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、ツイッターで、安倍晋三首相と9日(日本時間)に電話会談した際、日米の通商問題も議論したと明かした上で、
巨額の対日貿易赤字は「不公平で持続的ではない」と不満を表明した。
一方、問題解決に向けた取り組みが「うまく行くだろう」と述べ、改善に自信を示した。
トランプ氏は「(米国は)現在、1000億ドル(約10兆7000億円)に上る膨大な(対日)貿易赤字を抱えている」と主張した。
鉄鋼やアルミニウムの輸入を制限する高関税を23日に導入することに絡め、赤字削減を求めて対日圧力を強める恐れがある。
大統領はまた、ツイッターに「米国を貿易でひどく扱う欧州連合(EU)が不平を言っている」と投稿。
「EUが米国製品への不快な障壁と関税を撤廃すれば、米国もやめる。そうでなければ、米国は欧州車などに税を課す」と書き込んだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180311-00000021-jij-n_ame