未来の世代が2018年を振り返ったとき、記憶に残るの物とは何だろうか? 大したものはないと予想するが、ルービックキューブを0.38秒で揃える驚異のロボットは別だ。
上のビデオでは、揃っていない状態のキューブをアクチュエーターが動かして、映画『幸せのちから』でウィル・スミスが演じるキャラクターの狂気バージョンのように面を揃えていく。
Ben KatzとJared Di Carloが作ったこのプロジェクトはKollmorgen ServoDisc U9モーター6基とPlaystation Eyeカメラ2台を使っている。
珍奇なからくりがキューブの状態を読み取り、答えを求め、瞬時に正しい位置へと動かす。
チームは独自のANDボードを使って各モーターが独立にオンオフできるようにした。複数のモーターが同時に作動して炸裂するのを防ぐために必要なしくみだ。
システムはmin2phaseというアルゴリズムを使い約21手でキューブを揃える。ちょっとした工夫でさらに少し速くすることもできるという。
というわけでこれは2018年ハイテクの偉業だ。かつてルービックキューブにいらきステッカーを剥がしただけで、解けたよとママに言ったことのある人間として、私はKatzとDi Carloに敬意を表する。
こうなったらElon Muskは、宇宙でルービックキューブを解いて、すでにエキサイティングなこの年を締めくくるしかない。
http://jp.techcrunch.com/2018/03/08/2018-03-07-this-robot-can-solve-a-rubiks-cube-in-38-seconds/
https://i.imgur.com/ogTRf5K.gif