ピョンチャンオリンピックが25日、閉幕するのを前に、大会組織委員会が記者会見を行い、旧正月の連休中の客足が好調だったことから観客はこれまでに114万人を超え、チケットの販売が目標に達したことを明らかにしました。
大会組織委員会のイ・ヒボム(李煕範)会長は24日午後、大会を総括する記者会見を行いました。
大会前にはチケット販売の伸び悩みが指摘されていましたが、記者会見でイ会長は、23日の段階で目標の100.2%に達し、チケットを購入して、会場を訪れた人はこれまでに114万人を超えたことを明らかにしました。
その理由としてイ会長は、当初は客足が鈍るのではないかと懸念されていた今月半ばの旧正月の連休中に46万人と観客動員が好調だったことをあげ
「今回のオリンピックは規模としては最大規模だ」と胸をはりました。
また北朝鮮の参加については「平和のオリンピックを目指していたが、アイスホッケー女子の南北合同チームが一緒に走る姿を見て、平和とはこのようなものだと思った」と肯定的な見方を示す一方で、政治的だという報道について問われると、
「そういった記事は読んでいないし、言及する立場にない」とだけ述べました。
一方、大会運営においてはボランティアの役割が重要だとしたうえで、中でも語学力を重視したと説明し、再来年に迫った東京大会へのアドバイスを送っていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180224/k10011342021000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180224/K10011342021_1802242114_1802242114_01_02.jpg