アメリカのトランプ大統領は、TPP(環太平洋経済連携協定)の参加国であるオーストラリアのターンブル首相と共同
会見し、TPPに復帰する可能性があると改めて言及しました。

トランプ大統領:「TPPは米国にとって非常に悪い貿易協定だ。多くの雇用を犠牲にする。しかし、もし各国が米国に
より良い内容を提供するなら、米国が復帰する可能性はある」

トランプ大統領は二国間貿易協定の方が好ましいとしたうえで、TPPの内容がアメリカにとって有利なものに変更される
なら復帰する可能性があると述べました。

トランプ政権は、中国が知的所有権などのルールを守らないまま貿易を拡大していると批判していて、TPPによって
中国の貿易拡大に対抗したい狙いがあるとみられます。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000121591.html