読売新聞(大阪本社版夕刊)
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不明女性の携帯電源切れる…大阪・民泊監禁

 兵庫県三田市の20歳代の女性会社員が行方不明になっている事件で、この
会社員とみられる女性が今月16日、外国人と一緒に大阪市東成区のマンショ
ンに入った後、不明女性の携帯電話の電源が切れていたことが、捜査関係者へ
の取材でわかった。県警はマンションに行ったのは不明女性だったと断定。女
性は「民泊」用の部屋に行ったといい、室内で事件に巻き込まれたとみて、米
国人の男(逮捕)から事情を聞いている。


 捜査関係者らによると、男は22日、マンション内にある民泊用の部屋に女
性を閉じ込めたとして、監禁容疑で逮捕された。この部屋に12日頃から宿泊
していたとみられる。

 女性は今月中旬に行方がわからなくなり、家族が県警に行方不明者届を出し
た。知人の話などから、SNSで知り合った男性に会うために大阪市内のJR
森ノ宮駅付近に行ったとみられる。駅付近の防犯カメラの捜査などで、女性と
男に酷似した2人連れが16日未明、駅の東約400メートルのマンションに
入ったことが判明。その後の捜査で、到着した後の同日中に、不明女性の携帯
電話の電源が切れたこともわかった。

 マンションの防犯カメラには、18日に米国人とみられる男が大型バッグを
持って、マンションに出入りする姿が記録されていた。男は逮捕された際、バ
ッグを所持しておらず、県警が所在を捜査している。
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http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20180223-OYO1T50013.html