https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180220-00000021-jnn-soci
20日午前、青森県のアメリカ軍三沢基地に所属するF16戦闘機がエンジン火災を起こし、燃料タンク2本を近くの湖に投棄しました。これまでにけが人の情報は入っていません。

 三沢市の情報カメラの映像です。トラブルのあった機体の後ろから炎のようなものが噴き出しています。

 20日午前8時40分ごろ、青森県のアメリカ軍三沢基地所属のF16戦闘機が離陸した直後にエンジン火災を起こし、燃料タンク2本を近くの小川原湖に投棄しました。防衛省などによりますと、これまでにけが人の情報は入っていないということです。

 小川原湖では当時、12隻の漁船がシジミ漁をしていて、漁師が何らかの物体が湖面に落下し、水しぶきが上がるのを目撃していましたが、一番近い船までおよそ200メートルの距離だったということです。

 「水柱が立った時は爆音はしたけど飛行機は見えなかった。あれだけの油が湖に浮いているということは、あしたの漁にひびくから。寒しじみの値段も今いい時だし、本当に冗談じゃない」(目撃した漁師)

 アメリカ軍は、「投棄はマニュアルに沿った対応」と説明しています。(20日13:48)