平昌五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒルに出場した、「レジェンド(伝説)」の愛称で親しまれる葛西紀明選手(45)の地元、北海道下川町。
応援会場では17日夜、設けられた大型スクリーンの前で200人を超す町民が熱い声援を送った。
葛西選手が1本目の飛躍を終えて2回目に進めないことが確定した瞬間、「あーっ」と落胆のため息が漏れた。会場に駆け付けた谷一之町長(63)は
「葛西選手は下川町の誇り。次の団体で頑張ってほしい」と期待を込めた。
「どうせ飛ぶなら世界一!! 」と書かれた横断幕が掲げられた応援会場には、競技開始前から町民らが次々に来場。葛西選手が登場すると、
町民らは太鼓や笛の音に合わせて日の丸入りの扇子を振りながら、
「葛西! 葛西!」と名前を連呼して懸命の応援を繰り返した。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000128-jij-soci