世界女王のメドベージェワが初の五輪でいきなり力を見せつけた。最終滑走で臨んだ団体SPで、自身が持っていた世界歴代最高得点を更新する81.06点をマーク。
それでもまだ「5段階の4か、その少し下ぐらい」と満足しなかった。
 ロシアのドーピング問題で国を代表できず、「ロシアからの五輪選手(OAR)」として出場している。
右足骨折の治療に専念するため昨年12月のグランプリ・ファイナル、ロシア選手権を欠場。復帰した今年1月の欧州選手権では、自身と同じコーチが指導する母国の新鋭ザギトワに敗れた。
 リンクの内外で逆風にさらされた中で迎えた五輪。最初の演技で圧倒的な強さを見せ、「この五輪の舞台を10年間待ちわびてきた。もっといい演技ができる」と笑った。(時事)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180211-00000064-jij-spo