国土交通省鉄道局の岸谷克己施設課長は、北海道新幹線について、2020年度には青函トンネル(約54キロ・メートル)
での最高速度を時速200キロ・メートルに引き上げ、東京―新函館北斗間の所要時間を現行の4時間2分から6分短縮する方針を明らかにした。

 貨物列車の少ない春の大型連休やお盆、年末年始で、日中の下り線に限った措置とする。

 函館市で26日に開かれた北海道と青森県などでつくる協議会の会合で説明した。

 所要時間短縮を巡っては、国交省の交通政策審議会が昨年12月、18年度末にも青函トンネルの最高速度を時速160キロ・メートルに引き上げ、
3時間台にする方針を示している。青函トンネルは、新幹線と貨物列車がすれ違う際に貨物コンテナが荷崩れしないよう、最高速度が時速140キロ・メートルに制限されている。


http://yomiuri.co.jp/economy/20180131-OYT1T50036.html