総務省が30日発表した家計調査によると、2017年の1世帯あたりの納豆購入額で水戸市は全国3位となった。
5512円(各月累計の速報値)と前の年から51円減り、2年連続の首位とはならなかった。1位は福島市の6733円、2位は盛岡市の5540円。
納豆購入額は2人以上世帯の1年間の納豆の支出金額。水戸市は14年に2位、15年に5位に落ち込んだが、
16年は3年ぶりに首位を奪還していた。
水戸市では17年、茨城県納豆商工業協同組合や民間事業者らと協力し、納豆関連のイベントなどを実施。県内の生活情報誌では
納豆を使ったレシピも紹介するなど、納豆の一層の普及に力を入れていた。
高橋靖市長は「(納豆消費促進の)取り組みが結果に結びつかず残念。1位への復活を目指していきたい」とのコメントを発表した。
日本一奪還を目指し、2月2日の午後5時から水戸駅南口で納豆の無料配布イベントを開く予定だ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26325940Q8A130C1L60000/