2月9日に開幕する平昌冬季五輪の開会式に中国が共産党序列7位の韓正・政治局常務委員など約40人の代表団を派遣することが分かった。29日、北京の外交消息筋が明らかにした。
同筋によると、中国が常務委員レベルの高官を夏季も含め五輪に派遣したのはロシアで行われたソチ冬季五輪が唯一であるため、「それなりに中国が誠意を見せたものと判断できる」という。
習近平国家主席が閉会式に出席する可能性については、「中国側が閉会式に高官を送ると明らかにしており、通常では副首相以上のことを指す」と説明。習首席の出席の可能性も残されており、3月に中国最大の政治行事である全国人民代表大会(全人代、国会に相当)などが控えているため、両国が高官の出席に関して協議を続けていると伝えた。
中国からの団体観光客増加への期待も高まっている。在中韓国大使館の関係者によると、旅行業界の予想では、五輪期間中の中国人観光客の訪韓は目標の20万人を達成できるとみていると話した。
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