太平洋戦争末期の沖縄戦で最後の激戦地となった沖縄県糸満市にある平和祈念公園で、長年放置されたままになっていた大量のごみを回収する大がかりな作業が27日から始まりました。
73年前の沖縄戦で最後の激戦地となった糸満市摩文仁にある平和祈念公園では、園内の草むらや自然洞窟などに大量のごみが長年にわたって捨てられ、多くが放置されたままになっていて、遺骨収集活動の妨げにもなっています。
このため沖縄県や糸満市などが呼びかけて27日から2日かけてゴミの一斉回収を行うことになり、遺骨収集を続けている団体やボランティアの自衛隊員などおよそ60人が参加しました。
参加者たちは自然洞窟の周辺に大量に散らばった瓶の破片やふたなどを拾い集めて袋に入れていました。
ごみの回収の事務局を務める県環境整備課の山内努さんは、「慰霊の場所にこうしたごみがあるのはふさわしくない。2日間ですべてを回収するのは不可能なので、取り組みを続けていきたい」と話していました。
28日もおよそ350人のボランティアが参加して、ごみの回収を行うことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180127/k10011305491000.html
http://ryukyushimpo.jp/archives/002/201705/97d0fd666caed952e9a1646d7ed42166.jpg
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