【沖縄】沖縄市照屋の学校給食センター第1調理場が12日に市内の小学校に提供した給食に、調理器具を保管する消毒保管庫の留め具(リベット)が混入していたことが19日、分かった。
小学5年生の児童が給食を器に入れる際、食缶に入っていることに気付いた。口には入れていない。
学校から報告を受けた同センターは、配送した幼稚園と小中学校の全13校(約5200食提供)に混入のあったメニューを食べないように緊急連絡した。

混入のあったメニューはきんぴらごぼう。
見付かった留め具はステンレス製で5ミリ程度という。
給食センターは連絡を受けた後に第1調理場内を点検し、保管庫の天板を支える留め具が外れていることを確認した。
留め具が調理用のかごに落下した後、混入に気付かずに食材を投入し、そのまま調理したと見ている。

市教委は混入のあった12日、下処理を含めた調理行程での目視確認、機器の点検を徹底するよう指示。
同日中に県に一報を入れ、今後報告書も提出する。
15日には第1調理場が提供する13校の全保護者におわび文書を郵送した。

沖縄市の給食を巡っては、昨年11月に市越来の学校給食センター第2調理場から市内の小学校に提供した給食に欠けたスライサーの刃の一部が混入した。【琉球新報電子版】

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