【大相撲初場所】横綱白鵬が5日目から休場 両足親指の負傷で全治2週間 2場所ぶり7度目

 大相撲の東横綱白鵬(32)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋=が、初場所5日目の18日、
「左母趾MP関節靱帯損傷、右母趾末節骨骨挫傷・爪下血腫で全治2週間を要する」との診断書を日本相撲協会に提出し、休場した。

 診断書によると、4日目に平幕嘉風に敗れて2敗目を喫した一番で左足親指を負傷。右足親指は初日(14日)の稽古で痛めた。
師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は両方とも古傷とし、「右足をかばって、左足も痛めてしまった。本人は取りたかったと思うが、
惨めな相撲を取ったら横綱として恥をかく。ちゃんと治してほしい」と話した。

 休場は2場所ぶり7度目。5日目の対戦相手、平幕琴奨菊関は不戦勝。白鵬は2場所連続41度目の優勝を狙ったが、
昨年12月に協会の諮問機関、横綱審議委員会から立ち合いでの肘をぶつけるようなかち上げや張り手が粗暴として批判され、改善に向けて試行錯誤していた。
http://www.sankei.com/sports/news/180118/spo1801180012-n1.html