2018年01月17日15時32分

バンクーバーで開かれた韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と日本の河野太郎外相による韓日外相会談では、両国間で葛藤となっている慰安婦合意関連の内容が話し合われた。

日本メディアのNHKによると、康長官から韓国政府の立場を聞いた河野外相は「韓国が日本にさらなる措置を求めることは全く受け入れることはできず、協議には応じられない」と述べた。

引き続き河野外相は、韓国人徴用被害者問題に関しても解決済みだとする日本政府の立場を改めて韓国側に伝え、特に慰安婦少女像設置に対しても「適切な対応を取ってほしい」と康長官に強く要求した。

康長官が安倍晋三首相の平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)開幕式出席を要請すると、河野外相は「国会日程などを踏まえて検討することになる」と応じるにとどまった。


http://www.sankei.com/politics/news/171018/plt1710180072-n1.html