16日夜、三条市の寺の敷地にある建物に火をつけて床などを燃やしたとして、49歳の男が放火の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、男は容疑を認めているということです。
逮捕されたのは、三条市西本成寺の無職、冨樫昇容疑者(49)です。
警察によりますと、冨樫容疑者は16日午後8時10分ごろ、三条市の本成寺の敷地にある三十番神堂の階段に灯油をまいて火をつけたとして放火の疑いが持たれています。
この火事で建物の階段や床の一部が焼けました。
警察によりますと、冨樫容疑者は火をつけたあと、自分で110番したということで、駆けつけた警察官が放火の疑いで緊急逮捕しました。
調べに対して、冨樫容疑者は「むしゃくしゃして自分で火をつけた」と容疑を認めているということです。
現場には冨樫容疑者が持ち込んだポリタンクが落ちていたということで、警察は、さらに詳しい動機を調べています。
本成寺は毎年節分の日に鬼の踊りが披露されることで知られ、16日夜は地域の人が本堂に集まり、鬼の踊りの練習をしていたということです。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20180117/1030001571.html