沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は17日、米軍キャンプ・シュワブのゲートと海上から、それぞれ基地建設用の石材を搬入した。辺野古崎南側では「KI」「N5」両護岸の建設作業を進めた。

ゲート前では市民100人以上が座り込んで抗議した。
石材搬入時には機動隊が市民を排除し、隊員と柵に囲まれた空間に押し込んだ。
東村高江で警官が市民の車両を制止し続けたことを違法とした16日の那覇地裁の判決を受け、市民は「県警は違法な柵で拘束するな」として、柵をはさんで機動隊員ともみ合った。

一方、海上では本部港からの砕石を積んだ船が辺野古崎北の「K9」護岸付近で、石を別の台船に移す作業が確認された。
周辺では建設に抗議する市民が船3隻、カヌー11艇から作業中止を訴えた。

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