防衛省は17日、東京都町田市の精密機械製造「東京航空計器」が航空自衛隊の戦闘機の修理などに携わった時間を実際より長く偽って申告し、
2010年度から16年度までの7年間で計約26億円を過大に受け取っていたとの特別調査結果をまとめた。同社は同日、違約金などを含めた約70億円を国庫に納めた。
防衛省によると昨年1月に東京航空計器から自主申告があって発覚し、同2月から特別調査をして過払い額の算定を進めていた。記録が残る7年間で340件の不正を確認した。
多くが航空機の修理契約で、空自のF2戦闘機で使う酸素発生装置の修理などに従事した時間を水増ししていた。
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