ジョンソン英外相は朝鮮民主主義人民共和国についてのガーディアン紙からの取材に対し、この国から発せられているものほど深刻な脅威に人類は
地球上に核兵器が出現して以来、直面してこなかったと語った。バンクーバーでは16日、朝鮮半島情勢についての外相会談が行われる。
ジョンソン外相はバンクーバーへの出発前に受けた取材にこう答えている。
ジョンソン外相は「彼(編集注:金正恩指導者)に核兵器を搭載した大陸弾道ミサイルを発射する可能性が出現したことは、
核の時代の曙まで世界が知ることのなかった脅威だ」と語っている。
ジョンソン外相は「脱落した国家が核による威嚇に走り、核による破壊手段を手にするというリアルな可能性が存在している」と指摘し、
「これぞ我々が今、目をそらしてはならないことだと思う」と補足した。
ジョンソン外相はこうした状況を受けて、対北朝鮮政策の構築に関しては米国務長官と同じ立場を有しているとし、
「ティラーソン長官が一貫して保持しているアプローチは絶対に正しく、国際的なコンセンサスを形成することに他ならない」と指摘した。
ジョンソン外相はまた、北朝鮮の核の野心に歯止めをかける上で主たる役割を演じねばならないのは中国であり、
「最終的にこの問題を本当に解決できるのは中国人だ」という見解を表している。

https://jp.sputniknews.com/politics/201801164476332/