スープよりも先に麺を食べると“退場”。目の前の辛子高菜をスープを飲む前に食べると“退場”、店内での関西弁も不可、
なぜなら店主が嫌いだから――。そんな厳しいルールを課すラーメン店があることが、一時期ネット上で話題になった。

この噂の真贋は定かではないが、実際に、常連客が多く一見客が入りづらい雰囲気だったり、
店主や店員から妙な威圧感を感じる有名店は、ちらほら存在する。

 ラーメンと言えば庶民的な食事の最たるものだが、日本では人気がありすぎるが故に、独特な文化が発達している観は
否めない。ラーメン店で「こんな頼み方をするのは野暮だろうか」と周りを見渡してしまったり、連れ立って出かけても
「麺が伸びるしラーメン店で私語はご法度だ」などと自主規制を発動した経験のある人もいるのではないか。

 実際に、こだわりの強いラーメン店は存在する。それが客にとって“おいしい”こだわりならいいのだが、客に過度な
緊張を強いる場合はどうだろうか。今回は、こだわりなのか何のか、もはや理不尽にさえ感じてしまうルールを強いる
「モンスターラーメン店」のエピソードを集めた。

 筆者は、これまでダイヤモンド・オンラインで、「モンスター◯◯」を度々取り上げ、実録として紹介してきた。
今回は、「モンスターラーメン店」の事例を20〜40代男女に聞いて集めてみた。みなさんは、運悪く
こんなモンスターラーメン店に入ってしまったことはないだろうか。

http://diamond.jp/articles/-/155519