新青森駅東口に東横イン 来秋開業、246室
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東横インが建設される予定の新青森駅東側保留地
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青森市は11日、新青森駅周辺の石江土地区画整理事業に伴う一般保留地の1区画について、
徳島市の建築・不動産業「パルハウス」と売買契約を締結したと発表した。
ホテルチェーン東横イン(東京)が運営主体となり、新青森駅東側に14階建てのホテルを整備し、
2019年秋の開業を目指す。新青森駅周辺に宿泊施設が整備されるのは初めて。
パルハウスが取得した区画は約1960平方メートルで、ホテルの延べ床面積は約4870平方メートル。
客室数は246室で、平面駐車場も整備する予定という。建物はパルハウスが建設し、
東横インが借り上げてホテルを運営する。工事は今年4月に開始する。
東横インは県内で現在、青森市、弘前市、八戸市にそれぞれ1施設ずつ運営している。
市は02年に同区画整理事業に着手し、07年に一般保留地の分譲を始めた。
今回の契約により全18区画のうち13区画が売却済みとなった。駅西側にはこれまでにトヨタレンタリースや、
函館市の医療法人・雄心会が運営する青森新都市病院などが整備された。
駅東側には東北電力の変電所が建設され、今年夏ごろには海外自動車の販売店がオープンする予定。
東横インの広報担当者は取材に「新幹線利用客をはじめとした宿泊客のために、地域密着型のホテルにしたい」と述べた。
契約締結を受け、小野寺晃彦市長は「(ホテル開業により)新幹線利用客の利便性や
快適性を高めるだけでなく、出店による雇用創出や経済効果にも期待したい」とのコメントを発表した。
駅東側の残る5区画について、市石江区画整理事務所の木立広幸副参事は
「できるだけ速やかに販売できるようPRに努める。今後は金融やデベロッパー、
宿泊業者らを中心にセールスを続けていきたい」と語った。