九州最大の歓楽街、福岡市博多区中洲近くの路上で6日深夜、複数の男が男性を集団暴行する事件が発生。
通報を受けた福岡県警博多署員が現場に駆けつけたが、加害者、被害者共に既に現場から立ち去っていた。
客引きグループの縄張り争いから背後の暴力団同士のトラブルにつながったとの情報もあり、県警は慎重に
捜査を進めている。
署によると、6日午後11時35分ごろ、中洲の繁華街から約300メートルの同区店屋町の歩道で、
複数の通行人から「チンピラ風の男6人が男性を殴っている」などの110番があった。現場近くにいた
飲食店の従業員は「規制線が張られたので事件だと思った。人通りが多い時間なのに物騒だ」と話した。
複数の目撃者の話では、男らは20〜30代とみられ、帽子やジャンパーを着用。信号停車中のタクシーに
乗り込んだ男性を歩道に引きずり出し、数分間、殴る蹴るの暴行を加えたという。
飲食店関係者によると、6日夜に中洲地区で客引きグループのトラブルがあり、その後、それぞれの
背後にいる暴力団同士のもめ事に発展したとの情報もあるという。
客引きの縄張り争いを巡っては昨年7月、博多区上川端町の路上で、指定暴力団道仁会系組幹部らが
暴力団関係者の男性に向けて回転式拳銃2発を発射した事件が起きている。
そーす
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/384854/
博多の路上集団暴行 客引き巡り暴力団対立か