公道を走ることが禁止されている立ち乗りの電動一輪車で横浜市内の市道を走行したとして、警察は、51歳の会社員を道路交通法違反の疑いで書類送検しました。警察によりま
すと、電動一輪車の公道での違反走行で摘発されたのは全国で初めてだということです。

書類送検されたのは横浜市の51歳の会社員の男で、去年8月、横浜市神奈川区の市道で方向指示器などの装備が十分ではない電動一輪車を運転したとして、道路交通法違反の疑
いが持たれています。

電動一輪車は、大きな1つのタイヤに立ったまま体を前に傾けることで動き、体を後ろに倒すことでブレーキがかかる仕組みになっていて、海外では広く販売されていますが、国
内では公道での走行は禁止されています。

電動一輪車が交差点でバイクと出会い頭に衝突する事故を起こしたため警察が捜査していたもので、調べに対し会社員は「公道を走ってはいけないことは知っていたが、通勤など
で使っていた」と説明しているということです。

警察によりますと、電動一輪車の公道での違反走行で摘発されたのは全国で初めてだということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180110/k10011284061000.html