12月から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している日本の金井宣茂・宇宙飛行士が10日朝、宇宙で自身の身長が9センチ伸びたとの「フェイクニュース」に関して謝罪した。
9日、金井飛行士はツイッターで、「重大なご報告」として、無重力状態で「な、な、なんと、身長が9センチも伸びていたんです!」と興奮気味につづり、
これがたった3週間でのことであり、このようなことは学校の生徒だったとき以来なかったことだとしていた。
金井飛行士は、身長が伸びたとの自身のツイートについて、計測ミスの結果であり、船長であるロシアのアントン・シカプレロフ飛行士が金井飛行士のデータに疑問を示したと述べた。
金井飛行士はロシアのアントン・シカプレロフ、米国のスコット・ティングル両飛行士とともに、昨年12月19日にISSに到着した。
https://jp.sputniknews.com/incidents/201801104457059/
金井 宣茂
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@Astro_Kanai
無重力環境でしばらく生活していると、背骨の骨の隙間が開いて、身長が伸びるといわれています。人によっては、腰や背中に痛みを感じることもあるそうです。
ロシア人船長に「9cmは伸びすぎだろう?」と怪しまれたので、自分で簡易的に再計測してみたところ、だいたい182cm。地上より+2cmでした。
金井 宣茂
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@Astro_Kanai
計測ミス(?)なのに、大変な話題になってしまったみたいで、とんだフェイクニュースを大変失礼しました。
腰や背中は痛くないし、むしろ肩こりがなくなったくらいなので、やっぱり9cmは伸びてないと思います。さすがベテランのシュカプレロフ飛行士。
帰りのソユーズにも乗れそうで、少し安心です。