先月、走行中のJRの電車に石を投げてドアガラスを割ったなどとして、50歳の男が警視庁に逮捕されました。現場付近では、前日にも電車のガラスが割れているのが見つかっ
ているということで、警視庁が関連を調べています。
逮捕されたのは、東京・国分寺市の作業員、近藤陽次容疑者(50)で、警視庁の調べによりますと、先月14日の午後7時半ごろ、国分寺市内を走行中のJR武蔵野線の電車に
石を投げてドアのガラス1枚を割ったなどとして、器物損壊などの疑いが持たれています。
警視庁によりますと、けが人はいませんでしたが、電車は次の新小平駅で安全確認のため23分間にわたって停車し、運転に影響が出たということです。
この日、「石を投げている男がいる」という通報があり、駆けつけた警察官が近くにいた近藤容疑者に事情を聴いたところ、関与を認めたうえ、カバンの中から石が13個見つか
ったため、付近の防犯カメラの映像を解析するなどさらに捜査を進めていたということです。
新小平駅では、前日の夜にも電車のガラスが割れているのが見つかっているということで、警視庁が関連を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180109/k10011282901000.html