<CES>サムスン、世界初“マイクロLED”テレビ「The Wall」。モジュール式でサイズを変更可能
米ラスベガスで1月9日から開催される「2018 International CES」。サムスンがプレスカンファレンスを開催し、世界初のマイクロLEDテレビ「The Wall」を発表した。
同社によると「The Wall」はバックライトを使わず、カラーフィルターも使わない。RGBの微細なLEDを敷き詰めており、これにより最大2,000nitsの輝度、自然な色調、深く沈んだ黒を実現する。
また、テレビとして世界で初めてモジュール式になっており、ベゼルレスのため、サイズを自由に変えることができる。
サムスンは、この「The Wall」の画質やデザインはサムスンのオンリーワン技術によるもので、「テレビの可能性を最定義し、これまでできなかったことを可能にする」と述べている。
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https://www.phileweb.com/news/d-av/201801/09/42994.html
有機ELの「次」狙え 次世代ディスプレー競争
マイクロLEDは、赤・緑・青色に光る微細なLEDを敷き詰めて映像を表示するディスプレー。屋外広告からウエアラブル端末まで大小様々な用途に活用できる。
普及の鍵はLED素子の価格。台湾、中国のメーカーが急速にコストを下げており、有機ELの次として急浮上している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO19667250U7A800C1X1E000/