２０歳の成人式から２０年の節目を一緒に祝おうと、４０歳を迎える千葉県出身者らが参加したイベント
「千葉 ４０歳のＷダブル成人式」が６日、千葉市内で開かれた。
同市出身でお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太さん（４０）が、同学年の熊谷俊人市長（３９）に
呼びかけて実現。２人による異色コンビの即席漫才も披露され、会場を大いに沸かせた。
千葉市民会館には、県内出身者や在住者ら約８５０人が詰めかけた。山里さんと熊谷市長は「房総みそピーズ」
のコンビ名で軽快な音楽とともに登場。山里さんが「漫才をやってくれという話がきてどうでした」と問うと、
熊谷市長は「公務のスケジュールにネタ合わせと初めて書いてありました」とぽつり。軽妙なやりとりに笑いが起こった。
イベントは、２０歳の成人式に参加できなかったという山里さんが同世代で交流し、
地元愛を深める場をつくろうと発案。昨年、簡易投稿サイト「ツイッター」で熊谷市長に提案していた。
８日の「成人の日」を前に初開催となった「Ｗ成人式」。「来賓」として市川市を拠点に活動するミュージシャン
ＪＡＧＵＡＲ（ジャガー）さんと、船橋市非公認キャラクター「ふなっしー」が出席した。県内の給食やスポーツ、
電車など“地元ネタ”のクイズで盛り上がった。終了後、山里さんは「芸能人として地元を盛り上げていきたい」と
語り、熊谷市長は「千葉愛をみんなで確認できた」と満足そうだった。
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