(雪美さん=仮名・33歳・主婦)
うちは完全なセックスレス夫婦。求めても夫が逃げ回るから、結局、今年は1回もエッチしないですごしてきました。暮れも押し詰まり、このままでよいものかと強く疑念を抱いた私は、とにかく誰でもいいからエッチしようと決断。でも、肝心な相手がいません。
そこに廃品回収のトラックが「不要品はございませんか?」とスピーカーで流してやって来たのです。以前にその車のお兄さんを見て、結構カッコよかったので、私は飛び出しました。
「ちょっと家に寄って」
私が声を掛けると、愛想よく微笑みながらついて来てくれました。でも、不要品はなし。何とかスムーズにエッチに持ち込むにはどうしたらよいか考えた結果、あるアイデアが…。
「これなんだけど、買い取ってもらえるかしら」
私が取り出したのはバイブレーターです。
「こういうのは、ちょっと」
お兄さんは困り顔。でも、鼻の穴が広がっています。押せば落ちると確信した私は「性能はいいのよ。ちょっと使ってみせるわね」と言ってスカートをめくり、下着の上から股間に当てて「あぁぁん」と喘いでみせました。
「パンティーの上から使うんですか?」
「買い取ってくれるなら、本気で使ってみせるけど」
「分かりました。買います」
私は下着を脱いで、バイブを挿入しました。
「ああっ、いい〜! でも、生身の方が気持ちいいかも。ちょっと確かめさせて」
こんな誘われ方をして断れるわけがありません。
「是非、試してください」
お兄さんは勃起ペニスを剥き出しにしました。バイブを挿入したまま私はそれに食らいつき、熱烈なフェラをしてあげたのです。
「ああぁん、やっぱり温かい方がいいかも。こっちでも試してみるわね」
お兄さんを仰向けにしてバイブの代わりに生ペニスを挿入し、腰を上下に動かして抜き差し。バイブのようなくねる動きはないものの、時々ピクピク痙攣する動きに興奮してしまいます。
「気持ちいい! イク! イク!」
「お…、俺ももうイク〜!」
2人同時に果てて大満足。結局、バイブは売らずに、またお兄さんと年明けに会う約束をしました。
数時間後に仕事納めを終えた夫が帰ってきました。飲んできたらしくそのままベッドに倒れ込んで高イビキ。最悪です。夫を廃品回収に出したい気分でした。
(書き手・
http://wjn.jp/sp/article/detail/9461161/