■ 顔の挙動と表情から「ヒヤリ・ハット予備軍」を検知
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171226-00051941-jbpressz-ind
実証実験の仕組みと流れを、KDDI ビジネスIoT企画部 部長の原田圭悟氏が説明する。
仕組みとしては、運転席の横にカメラを付け、5秒に1回撮影する。この画像を、画像解析サーバーに送り、ここで顔の位置のずれを検出する。顔のずれが見つかれば、「ながらスマホ」やよそ見をしていた可能性があるということだ。なお、乗務員にセンサーなどを取り付けるということはしていない。
さらに、顔の位置だけでなく表情まで検出できるので、驚いた表情など普段と違ったことが起きた場合は、デジタルタコグラフを起動し、バスのスピードや位置情報、時刻を付けてレポートする。実際には、バスが動いているときのよそ見などが重大なヒヤリ・ハットにつながるとみて、車速のデータと掛け合わせ、バスが動いているときの事象のみをレポートしている。