シャープ CEO4人体制に移行へ 後任育成のため
台湾企業の傘下で経営の再建を進めてきた電機メーカーのシャープは、戴正呉社長の後任を育成するため、
来年1月から戴社長を含む4人が共同で経営トップのCEOを務める人事を発表しました。
シャープは今月7日、およそ1年4か月ぶりに東京証券取引所の1部に復帰した際の会見で、後継の社長を
育成するため、来年1月以降、経営トップのCEOを複数の人間が務める共同CEO体制に移行する方針を
明らかにしていました。
発表によりますと、シャープは23日に開いた社内の人事評価委員会で、来月1日から共同CEOとして
戴社長のほか、野村勝明副社長、石田佳久副社長、それに高山俊明代表取締役の4人を充てることを
確認したということです。
新しい経営体制では、現在は戴社長に集中している経営責任を事業や地域ごとに分担します。
また、将来の経営トップの選出をにらんで、外部の人材を含めて共同CEOの人数を増やすことも
検討するとしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171223/k10011269521000.html