http://www.sankei.com/column/news/171202/clm1712020005-n2.html
(略)
民間保険から、終身年金がほぼ姿を消して久しい。
低金利が理由だが、設計する側からは「終身年金をつくるのは怖い」との声が漏れるという。
寿命がどこまで延びるか予測できないからだ。
「iPS細胞(人工多能性幹細胞)はこの先、どうなるんでしょう…」と、夢とも悪夢ともつかぬ嘆息がもれる。
http://www.sankei.com/column/news/171202/clm1712020005-n3.html
(略)
なんなら、受け取り開始をほんの5年遅らせて、70歳からにしたら、年金額は本来の額より42%も増えるのである。
我慢した間の原資と利回りを、受給額に上乗せできるからだ。
国民年金が6万円の人なら約8・5万円。
20万円の厚生年金なら約28万円。
人生100年時代に、長生きを案じるなら、断然こっちでしょう、と思う。
割り増しされる年金に期待して、iPS細胞にも夢をはせる、ということでどうでしょうか。
論説委員)