元弟子が暴露した貴乃花親方“暴行”疑惑の余波

http://news.livedoor.com/article/detail/6528507/

5年前の時津風部屋における弟子暴行死亡事件を皮切りに、各部屋の親方の暴行事件や力士の大麻事件、
さらには八百長疑惑による力士の大量解雇など、一時は存亡の危機に直面した大相撲。
角界の旧態依然とした体質の大胆な改革を唱え、近い将来の理事長候補として期待されている貴乃花親方の
弟子に対する暴行疑惑を、「週刊新潮」(新潮社)の5月3・10日号が報じている。

 同誌に告白したのは、2年前に入門し、今年3月8日に廃業した18歳の元弟子。この元弟子によると、
今年1月の初場所で、入門から初めて勝ち越したため同親方に報告に行くと、「なんで先輩よりも先に報告に来るんだ!」
と怒鳴りつけられ、腹や顔面をボコボコに殴られたという。この元弟子に対する同親方の暴行は入門から
1年が過ぎたころから突如始まったが、同親方の弟子たちへの暴行は以前からほぼ満遍なく行われ、
1人につき多い時は週に1〜2回、少なくとも月1回は繰り返されていたという。

 部屋のおかみさんである景子夫人も見て見ぬふりだったというが、この元弟子が部屋を飛び出すと、
実家の父親に電話をしてきた景子夫人は、父親から同親方の暴行を聞かされ「知らなかった……ショックです……」と
話したという。

 さらに、同部屋からは円満解決を図るべく、これまでの生活について「いじめや問題となる行為をなんら受けることはなく……」
などと書かれた「誓約書」なる文書が送られ、文書に親子で署名・捺印しての返信を求められたという。
怒りが収まらない父親は2度にわたって日本相撲協会に抗議するもナシのつぶてだったというから、
角界の変わらぬ体質がまたまた浮き彫りになってしまった。