喫煙に対する規制が強まる中、喫煙文化研究会は12月5日、緊急シンポジウム「たばこはそんなに悪いのですか?2017」
をスクワール麹町で開催した。作曲家で同研究会代表のすぎやまこういちさんやジャーナリストの山路徹さん、
経済アナリストの森永卓郎さんらが登壇し、行き過ぎた喫煙規制に警鐘を鳴らした。

すぎやまさんは、「ドラゴンクエスト」の映画音楽や「科学忍者隊ガッチャマン」のアニメ音楽、ザ・ピーナッツの作曲家として知られている。
自身も愛煙家であり、「作曲に行き詰ったときは、たばこを一服すると次が書ける」という。

「音楽は休止符がないと成り立たないんです。僕にとって、仕事の合間に一服するのは、休止符と同じで、これがなければ仕事が成り立たない」

と語った。山路さんも「渡る世間は鬼ばかり」の脚本家・橋田壽賀子さんが愛煙家であったことを引き合いに出し、
「喫煙にはクリエイティブな部分でのメリットがある」と応じた。

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